Life abroad

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TOEFL iBT試験が2019年8月に大幅変更されます!その目的は?なにが変わるの?

こんにちは。RYOTOです。

ETS公式より、2019年8月1日からTOEFLの内容が大きく変更されると発表がありました。

https://www.ets.org/toefl/better_test_experience

 

今回の記事では、改訂されることになった理由、主な改訂点を紹介していきます。

  

 

 

なぜ、改訂されることになったのか?

まず、はじめになぜ改訂されることになったのでしょうかということです。

 

色々な理由はあると思いますが、主な目的は、やはり試験時間の短縮でしょう。

 

これは僕の勝手な想像ですが、試験時間を短縮することによってIELTSに受験者が流れるのを防ごうとしているのではないでしょうか。

 

マイページの変更

マイページのデザインも変更されました。

よりユーザーにとって使くなりました。

 



 

申し込み方法が簡単になる

アカウント管理システムが変わることによって、申し込みの方法が変わるので、申し込みプロセスが簡単になります。

 

簡単にすることで、申し込み時の効率化を図っているんです。

  

表示形式がMyBESTスコアになる

これは受験者にとっては、嬉しいものになるでしょう。

 

8月1日以降に発行されるTOEFL iBTスコアレポートには「MyBEST スコア」という方法が導入され、テストの試験結果とMyBESTスコアが表示されたスコアレポートになります。

 

引用元:ETS公式HP

 

MyBESTスコアとは、受験者の過去2年間で受けたテストの結果から、各セクション毎に最高スコアを抜き取り、AllOverスコアとして適用するというものです。

 

MyBESTスコアの導入によって、受験者は大学などの団体へのスコア提出をする際、下記のように、過去2年間に受験した各セクション毎の最高スコアとその合計点を提示できるようになります。

 

出題形式に変更はあるの?

ETSが公式に発表した文章の中に“With no change to the overall test format or question change. ”  とあります。

 

なのでETS公式曰く、設問のタイプに変更はなく、公平性、信頼性に関してもこれまでと変わることはありません。

 

リーディング

リーディングセクションは大きな変化がありました。

 

 

まず、各パッセージで12~14問あった問題数が、10問に減らされました。

そして、60~80分だったリーディング所要時間が、54~72分に短縮されました。

 

リーディングのパッセージ数に変更はなく3-4のままで、問題数だけが減ったという形になります。

そして、ダミー問題があることは変わりないので、54~72分といった形になります。



リスニング

リスニングセクションでの変更は、講義形式のみとなっています。

 

https://www.ets.org/toefl/better_test_experience

 

講義形式が、4~6つあったものが、3~4に縮小されました。問題数は、各講義で12~14問だったものが、10問と少なくなりました。

 

会話形式の場合は、変更がなく2~3つの会話で、各会話で5問となります。

 

時間は60~90分から、41~57分へと短縮されます。

リスニングの問題もダミー問題があることは変わりません。

 

 

スピーキング

スピーキングセクションでも、大きな変化があるました。

 

https://www.ets.org/toefl/better_test_experience

 

6つあったタスク数が、4つになりました。

何が少なくなったかというと、Independent Taskが1つになり(以前は2つ)、

Integrated Taskが3つになります。(以前は4つ)

 

時間は、20分から17分に短縮されました。

 

ライティング

ライティングセクションに変更点はなく、今まで通りテストを受ける形になります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の変更によってTOEFLはユーザーにとって受験しやすいようになりました。 

今回の変更を期にTOEFL受験者も増えそうですね。