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TOEFL iBTとは?試験の概要、スコア換算等のまとめ

こんにちは! RYOTOです。

今回はTOEFLについての概要をまとめていきたいと思います。

 

 

 

TOEFLとは?

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TOEFLとは ”Test of English as a Foreign Language” の略称です。このテストは「英語を母国語としない人々」の英語力を測る為のもので、海外留学や大学出願をする際に求められる英語力を証明する試験です。

 

TOEFL iBTテストは、アメリカに拠点を置く非営利教育団体である Education Testing Survice(ETS) によって開発されました。

 

そのスコアはアメリカだけではなく、130ヶ国の10,000以上の大学や教育機関で認められています。



 

試験形式

TOEFLの試験形式はチェックインした順に受験できるiBT試験(Internet-Based Test) となっています。

試験会場には、パソコン、ヘッドセット、メモ用紙、鉛筆が用意されており、PC画面に表示される指示にしたがってテストを進めていきます。

 

特に違和感を感じるのが、スピーキングセクションです。

スピーキングセクションでは、面接のように誰かと会話するのではなく、PCに向かってスピーチするような形で解答していきます。



TOEFLの試験構成

TOEFLの試験はリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの試験から構成されています。



h2ダミー問題について

TOEFL iBTにはダミー問題が用意されています。

 

ダミー問題とは簡単にいうと、スコアに関係しない問題の事です。

では、なんのためにダミー問題を設問しているのかというと、TOEFLの難易度を調節するためにあります。ETSがダミー問題のスコアの統計をとって、設問のレベルを上げたり下げたりしているのです。



ダミー問題には、リーディングとリスニングの二種類あり、ダミー問題があるのは各テスト毎にリーディングかリスニング必ずどちらかだけです。

 

ただ、このダミー問題はETSによって公表されているわけではありません。なので、受験者には公式からどの問題がダミー問題なのか伝えられません。

  

 

TOEFLの問題内容

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それでは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングをもっと深掘りしていきましょう。

リーディング

リーディングパートでは、3~4つの文章(パッセージ)と、この文章に沿った様々な形式の問題が各パッセージごとに12~14問出題されます。

 

リーディングパートの所要時間は60分から80分となっています。

 

出題される文章の数と所要時間はダミー問題の有無によって変わります。

もし、ダミー問題がリーディングパートにない場合は、パッセージは3つとなります。対して、リーディングパートにダミー問題がある場合、文章は4つとなります。

 

どの文章でも、比較的長い文章が出題されます。なので、問題を読む集中力だけではなく、時間内に読むために必要な要点を掴む能力も求められます。



リスニング

リスニングパートでは、会話形式と講義形式の問題の2つのパターンあります。

会話形式では、2~3つの会話が流れ、各会話に対して5つ問題が出題されます。講義形式では、3~4つの講義が流れ、各講義に対して6つの問題が出題されます。

 

会話形式の内容は大学内で教授と学生が話合うというものや、学生同士が大学のサービスについて話あうなどの内容になっています。

 

講義形式では、教授が一人でスピーチする場合や、教授と生徒で ディベートするなどの内容になっています。

 

先ほど言ったように、リスニングの問題数や時間もダミー問題の有無によって変わります。

 

通常の場合、会話形式が2つの会話、講義形式が3つの会話となっているのですが 、

ダミー問題がある場合、会話形式だと会話は3つ流れ、講義形式は4つの会話が流れます。

 

スピーキング

スピーキングセクションでの問題は、6つとなります。 スピーキングセクションでは、ダミー問題の出題はありません。

 

スピーキングの内容は 1,2問目が与えられるテーマに対して自分で考えて発言する、 independent Task となります。

3問目以降はリスニング とリーディングの内容を踏まえて、話す integrated Task といった内容になっています。

 

ライティング

ライティングセクションでは、 リスニングとリーディングを踏まえて書く integrated Task と、自分の意見をまとめて文章にする independent task の2種類があります。

 

Integrated Task では 主にアカデミックなトピックに関する3分間のリーディングと、そのトピックに関するリスニングを2分間行います。

その後の20分間でリーディングとリスニングで得た情報を要約し、150~225Words ほどでまとめるのが、 この integrated Task の内容です。

 

independent Task は、 あるトピックに対して300Words 程度で根拠を含めて記述する問題です。

この independent Task はあるトピックに対して自分の立場を選ぶ必要があります。 この立場は基本的には、agree(賛成)かdisagree(反対)となっています。

なので、与えられたトピックに関して賛成ならば、賛成の立場から、その根拠を含めて記述していく必要があります。

時間は30分間となっています。

 

スコアと換算

実は、TOEFL などの英語試験のテストスコア換算は 公式には発表されていません。

なので、よく見かける換算表は基本的に、民間企業や個人が統計、または TOEFL と IELTS をの両方を許可している学校の発表スコアなどを目安に作られています。

 

ieltsnavi.com

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

TOEFL に関しての 全体的な概要はつかめたと思います。

 

TOEFL テストでは総合的な英語能力を問われる分、とても難しいテストになっています。

一つ一つ着実に経験や知識を重ね、高得点を狙ってください。